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月 いやある 日9

しゅうのはし゛まり せいやくしょうかいて゛のしゅうかいか゛おこなわれた*

いまと゛こにいるかははっきりとはしないか゛ まちのそとにて゛ていたて゛しととていたちか゛もと゛ってくるよていか゛せまっていることをつたえた*

 

ここすうかけ゛つのてか゛みて゛きくかき゛り このくにのとしはと゛こもけいきか゛いいようた゛*

 

しょうかいのくすりのはんろとみせのかくた゛いのために かくちほうにて゛したちをはけんしてきたか゛ そろそろつき゛のた゛んかいにすすむときかもしれない*

 

もんた゛いはと゛こへいくかた゛か゛.. ..

 

そういえは゛みせのうりあけ゛もそろそろまとめなけれは゛ならないな*

 

てし゛たちにふ゛んは゜いするし゛きか゛きている*

かみるととましゅをよんて゛ ちかいうちにさいしゅうほうこくをた゛そう*

月 いやある 日10

まちをさんほ゜していると しょうかいのみせのとなりに あたらしいみせか゛て゛きているのにきつ゛いた*

なかにはいると てつ゛くりのちょうこくや ちいさなそうしんく゛か゛たなにならひ゛ なかなかにこまかいさいくか゛されていてみこ゛たえか゛ある*

としわかいし゛ょせいか゛みせは゛んをしていたか゛ 私にきつ゛くとひとなつこくはなしかけてきた*

 

このみせは ちかは゛て゛さいくつしたいしをかこうしたり へ゛つのとしからかいつけてきたものをかこうしてはんは゛いしているようた゛*

みせは゛んのし゛ょせいはあんなとなのった*

 

私か゛みせのしなものをほめると ひし゛ょうにうれしか゛りみみうちするように

し゛つは このみせのしなものわたしか゛つくっているんて゛す  て゛も ないしょにしていてくた゛さいね といった*

 

しは゛らくしなものをなか゛めてから またくるとつたえてかえろうとすると おし゛さま いいかたた゛から おひとつすきなのあけ゛ましょうか とわらっていわれたか゛ いちおうそこはていちょうにことわっておいた*

 

ほめられてかのし゛ょか゛うれしそうた゛ったりゆうか゛よくわかったとと゛うし゛に かのし゛ょほと゛のうて゛か゛あるものか゛もったいないともおもう*

 

し゛ょせいはきほんてきに こういったしょくにんにはなれない おそらくなをふせてうることて゛しかみせにならへ゛ることはて゛きないのた゛ろう*

それて゛もみせにたたせてあけ゛たいとおもうりょうしんてきなてんしゅか゛いることはいいことた゛* きっとよいみせになる*

 

かのし゛ょのようなひとか゛みとめられるよのなかか゛くるといいた゛ろうなとおもいつつきろについた*

月 いやある 日11

ふ゜らは かれるた゛いか゛くのきょうし゛ゅか゛いえにたす゛ねてくる*

私のようないたんしゃにけんきゅうのそうた゛んをするようなかわりものた゛か゛ ねっしんて゛はなしか゛あう*

もちろんきょうた゛んのこともしっている*

私か゛ す゛っとひそかにおこなっていたけんきゅうのこともた゛*

それをふくめて 私をかってくれているのはありか゛たい*

 

た゛いか゛くのいか゛くふ゛て゛もひひ゛ さまさ゛まなくすりのけんきゅう

か゛おこなわれているらしい*

はなしはす゛み ついついし゛かんをわすれる*

きょうはこちらて゛しさくしたくすりをもちかえるとのことて゛ きょうし゛ゅはきょうみしんしんて゛しなものをみつめていた*

 

あれか゛やくにたつのかと゛うかわからないて゛すよ としんは゜いしたか゛それか゛おもしろいんし゛ゃないか//ときょうし゛ゅはめくは゛せしてかえっていった*

ほんとうにかわったひとた゛*

 

しかし きょうし゛ゅからきくた゛いか゛くのはなしはとてもおもしろい*

すうねんまえにたてられたは゛かりとはいえ すは゛らしいはってんをしているようた゛*

私か゛もうすこしうまれるのか゛おそかったなら そこて゛まなふ゛みちもあったかもしれないな*

これから と゛のようなまなひ゛のは゛となっていくのかか゛たのしみた゛*

月 いやある 日12

きょうた゛んのようすをみにいくと ひさしふ゛りにた゛にえるにて゛あった*

ちかこ゛ろたいちょうをくす゛してやすんて゛いたか゛ふっきしたそうた゛*

 

もういいとしなのた゛から あまりむりはしないて゛ほしいとつたえると せんせいにそれをいわれちゃこっちか゛まいっちまいますよ とあたまをかいていた*

 

たしかに かれにいうならは゛私もいんたいするへ゛きた゛な とたか゛いにわらいあった*

むりはしなくていいか゛か゛んは゛ってくれ といいなおしておいた*

 

た゛にえるのうれしそうなかおをみていると 私もまた゛これからもやっていけるとおもえる*

すこして゛もなか゛くいきていたい なにかにとりくんて゛いたい そしてちをきわめていたいというおもいはた゛れにて゛もあるものた゛*

私にも もちろん*

 

それにいまの私にとって なか゛くいきたいとおもうきもちか゛ ひとりて゛と゛こまて゛もけんきゅうしつつ゛けていたいからというた゛けのりゆうて゛はなくなったのは うれしいこ゛さんた゛った*

このきょうた゛んのひとひ゛とにも そしてわたしのためにいてくれるつまにもかんしゃしている*

 

また゛また゛さきはなか゛い*

月 いやある 日13

はけんしていたて゛したちのほとんと゛か゛かえってきた*

ほうこくをきくかき゛り し゛ゅんちょうにし゛き゛ょうはかくた゛いしているようた゛*

 

て゛しのひとりか゛あちらて゛たくさんもうかったからといって もらう゛あちほうて゛てにいれたこうえきひんをさまさ゛まにもってきた*

 

うつくしいてこうけ゛いひんか゛す゛らりとならひ゛ おもわす゛めをうは゛われた*

いろとりと゛りのておりものや さまさ゛まなこうせきをさいくしたおきもの*

やくひんて゛はないか゛このてのものをあたらしくへ゛つのしょうかいて゛あつかうのもいいかもしれない*

 

いっしょにけんひ゜んしていたかみるか゛ きれいて゛すねえとかっしょくのたまをてにとってみていた*

こはくという こた゛いのしせ゛んふ゛つのいちふ゛がへんしつしたふ゛っしつた゛*

これはくすりとしても し゛っけんのさ゛いりょうとしてもゆうしゅうなものた゛か゛ みためもうつくしい*

みつのようないろは あし゛はしないた゛ろうか゛かるくとろけるようなてさ゛わりた゛*むかしいちと゛た゛けみたことか゛ある*

 

ふいに このめす゛らしいしなをみてよろこんて゛いる妻のかおか゛おもいうかんて゛きた*

ほ゛うっとしているとかみるのやつか゛せんせいおくさんのことかんか゛えてました/といってくる*

こいつ なんて゛すると゛い*

 

これはいいしなて゛すよ このまえいってたおくりものにさいこうし゛ゃないて゛すか/としたりか゛おて゛とつっこんて゛きたか゛ そんなのわたしもいまちょうと゛きつ゛いたとこた゛*ちょっとた゛まってろ*

 

にやにやしているかみるか゛しゃくた゛か゛もってかえることにした*

さてこれをと゛うするか*

とりあえす゛はあ私のつくえにしまっておくことにする*

月 いやある 日14

あんそくひ゛のせ゛んし゛つた゛か゛ ようやくさいこ゛のて゛しか゛かえってきたところて゛ と゛うしてもきょうし゛ゅうにけっさんをしておかなけれは゛ならないため かみるととましゅをよんた゛*

 

とましゅはしょうかいのかいけいをになってくれているか゛ これて゛て゛したちからのほうこくか゛やっとまとまったと しょるいをわたしてくれた*

 

このくにのりょうちないて゛あるかくちほうにひとをはけんしていたか゛と゛こもそれなりにせいこうしている*

て゛しやとていたちへのふ゛んは゜いも しゅうあけにはてきせつにおこなえそうた゛*

 

このけっかをうけて これからのみせのかくた゛いについて ほ゛んやりとた゛か゛ すこしかんか゛えていたことをつたえた* 

 

かみるもとましゅも そこはまた゛いそく゛ところて゛はないといういけんた゛った*

とりあえす゛はしょうかいのけいえいのあんていをた゛いいちに あしは゛をかためていこうといういけんて゛いっちした*

あとのしょりはふたりにまかせることにした*

 

たしかに かきゅうのけいかくというわけて゛はないからな*

すこしはやったかとおもいなおす*

た゛か゛ こころにはとめておこう*

月 いやある 日15

きょうは息子か゛ののはらのひろは゛にいきたいというのて゛つれていった*

妻はいえて゛やすんて゛いたから ひさしふ゛りにふたりきりて゛のか゛いしゅつた゛*

 

息子とのあそひ゛は゛につかっていたのは 私か゛また゛妻とて゛あうまえ さらにいうなら みす゛からきょうた゛んをおこそうとするまえに ひとりて゛こもっていたしゅき゛ょうは゛のひとつた゛*

 

まよいそうなやまのもりのなかをぬけていくととつせ゛んひらけてこうけ゛んのようになっている*しゃめんにはちいさなと゛うくつか゛あり 私はそこにいちし゛きくらしていた*

 

はなか゛さき とりか゛さえす゛るおとか゛きこえるようなしす゛かなは゛しょ*

また゛あたたかいこのきせつにさんさくするのにはちょうと゛いい*

あそひ゛さ゛かりのこ゛さい 息子はこうきしんいっは゜いにかけまわっていた*

 

いっしょにすみおとうさん とはよんて゛くれるものの あまりにもわかい妻とのねんれいさか゛ありすき゛て 私のことをほんとうはと゛こかのおし゛いちゃんた゛とて゛もおもっているのて゛はないかな*

それはそれて゛へ゛つにいい*

私も まさかこのとして゛ちちおやになるとはおもっていなかったから こちらもた゛し゛っかんか゛ないのた゛*

それて゛も こうやってみていると ふしき゛といとおしくおもう*

 

ゆうか゛たになり つかれてねむりこんた゛息子をおふ゛っていえにもと゛った*

いえて゛は妻か゛えか゛おて゛まっていて 息子といっしょにへ゛っと゛にはいってくれた*

 

私も 妻と息子のすく゛となりて゛ひさしふ゛りにねむることにした*

ふたりうた゛うてつつんて゛もすっほ゜りはいってしまうくらい 私にはと゛ちらもちいさくてかわいらしい*

かわいいねいきをきいているのもせ゛いたくなしかんかもしれない*

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