月 しは゛ん 日1
きょうからつきか゛かわる*
しんけ゛つのいのりのひた゛*
すこしまえからかんか゛えていたことをこうと゛うにうつそうかとおもう*
せんしゅう きょうし゛ゅから そしてあのか゛くせいから はなしをきいてけっしんした*
せいほうて゛もういをふるうやまい*
ここらのちほうにはまた゛とうたつしていないせいて゛ききかんか゛ないのか き゛ると゛のおさたちもとりたててわた゛いにはしていない*
はんふ゛んいんきょしたようなみの私た゛か゛ これをなにもせす゛にいていいのか というおもいか゛ひひ゛つのっていた*
.. ..私は と゛くし゛にひっそりとせいほうへとむかい くすりをはんは゛いするるうとをつくろうかとおもう*
もちろんおおきなもくてきとしては はんろのかくた゛いもかねてて゛はあるか゛みちのやまいにちょうせんしてみたいというおもいもある*
おもてむきは て゛しにしょうかいをまかせて しは゛らくせいほうのくにく゛にへとたひ゛をしなか゛らむかってみるよていた゛*
き゛ると゛からすれは゛ぬけか゛けのようなものかもしれないか゛ うまくさとられす゛にうこ゛きたい*
あちらて゛はて゛きるた゛け みふ゛んをあかさす゛き゛ょうしょうにんをよそおっておんみつにこうと゛うて゛きれは゛いいかとおもう*
そのためにすこしとくしゅなし゛ゅんひ゛か゛いる*そうた゛んて゛きるゆうりょくしゃをあおき゛たい*
おもいうかふ゛かき゛り ひとりこうほか゛いるか゛ と゛うするかな...*
まよっているひまはないか*
もんた゛いはた゛れといっしょにいくかた゛か゛ いのちのきけんか゛ないともかき゛らないし いまさら私のかってにつきあわせるのもわるい*
なるへ゛くひとりて゛いきたいか゛.. ..
なやみと゛ころた゛か゛ はやめにけつろんをた゛すつもりた゛*
月 しは゛ん 日2
きのうのけんについて しもんにとと゛けるためのてか゛みをかいた*
しもんは し゛っかて゛はたらいていたしょくにんのひとりて゛ 私か゛いえをて゛るまえにはまた゛弟たちのしたて゛みならいとしてしゅき゛ょうしていたか゛ いまて゛はあのいえて゛しょうは゛いのこもんをしているときいた*
かれはかおか゛ひろく と゛くし゛のあみをもっていたはす゛た゛*
こんなときは゛かりし゛っかのけんいをかりるというのもなさけないはなした゛か ゛きっとうまくいけは゛たひ゛のてはいをとりはからってくれるた゛ろう*
あとは 妻にはなしをした*
息子をねかしつけたあと 妻にいをけっして たひ゛にて゛たいというおもいをきりた゛した*
妻はしす゛かにはなしをきくと せんせいか゛そうかんか゛えているならわかりましたとかるくわらってりょうしょうしてくれた*
きほんてきに私か゛し゛ふ゛んて゛かんか゛えてきめたことはまけ゛ないたちた゛とわかっているからた゛ろう*
妻は 私か゛と゛くた゛んて゛いままて゛にやってきたことも これまて゛いつもおうえんしてくれていた*
た゛か゛こんかいは゛かりはこれまて゛とはきほ゛か゛ちか゛うし私にた゛ってほんとうにやりとけ゛ られるかはわからない*
と゛れくらいのきかんて゛たひ゛にて゛るかもはっきりしていないし かなりなか゛いわかれになるはす゛た゛*
しは゛らくあえなくなるのはかくし゛つた゛ろう*
ふたりにはさひ゛しいおもいをさせてしまうのに それをかえりみることもて゛きす゛ わきあか゛るし゛ふ゛んのしょうと゛うにうそをつけないて゛いる*
私はわるいちちおやた゛とおもう*
せめてそれまて゛にて゛きるかき゛りのことをしてやりたいと妻にいうと まいにちをふつうにすこ゛してくれているた゛けて゛し゛ゅうふ゛んて゛す といわれた*
そんなことて゛ほんとうにいいのた゛ろうか*
私はかそ゛くにあまえているた゛けて゛はないのか/
月 しは゛ん 日3
きょうはなんとなくひとりきりて゛あるきたいきふ゛んて゛まちにて゛た*
あるいているうちに いつのまにかうらろし゛と゛おりにたと゛りついていた*
あたまのなかて゛は し゛ふ゛んか゛あたらしくはし゛めようとしていることについてのまよい こうきしん いろいろなしこうか゛うす゛まいていたか゛いっこうにそれらはおさまるけはいか゛なかった*
ほんとうにいいのか*まちか゛ってはいないか*
といかけれは゛といかけるほと゛ こたえはみえなくなる*
それに 妻と息子のこと*いちと゛はけっしんしておきなか゛ら 私のけついか゛ふたりにと゛ういうえいきょうをあたえているのか* 私はそれをたた゛みないようにしているた゛けて゛はないのか*
た゛まってうつむいていると ききおほ゛えのあるこえか゛したのて゛ふりかえると まこ゛をつれたせ゛えまんふさいか゛たっていた*
私のかおをみて きになってこえをかけてくれたらしい*
よわねをはくきはなかったか゛ つい妻と息子のことをこほ゛してしまった* かれらのようなふうふとちか゛い 私は妻や息子をあいしているとはほと゛とおいのて゛はないか.. ..
はなしをきいたあと おくか゛たか゛ それはおくさまにちゃんときかないといけないわ と私をやさしくさとした*
た゛まっていてはわからないよ* わたしたちも はなしてけんかして なかよくなってきたのた゛からと*
ふさいのことは゛は しす゛かに私をはけ゛ましてくれるようた゛った*
れいをいってさるときも か゛んは゛ってといってくれた* また゛おさないまこ゛も 私をしらないた゛ろうに てをふってくれた*
.. ..わたしもああいうふうふになれるのた゛ろうか*
きたくした私を妻はいつもとおなし゛ようにむかえてくれる*
.. ..そうた゛な ちゃんとはなしをしてみよう* また゛私のけっしんか゛つかないか゛ いす゛れ*
月 しは゛ん 日4
きょうた゛んにおもむくと あちらのしょうかいからかみるか゛やってきていたらしく は゛らくをはし゛め て゛したちとた゛んしょうしていた*
もともとはあいつもこちらのて゛した゛から よくていきほうこくにきているらしい*
て゛したちは私にきつ゛くと
せんせい あのたんし゛ょうひ゛のおくりものはもうのまれましたか/ とふくみわらいをしなか゛らちかつ゛いてきた*
いやまた゛のんて゛いない.. ..というか そもそもかくし゛つにた゛いし゛ょうふ゛なのかけんしょうしてからのむへ゛きた゛とおもうか゛ とつたえると なせ゛かおおわらいされてしまった*
て゛したちか゛かたるには
たねあかしをすると あれはちょうし゛ゅのくすりて゛もなんて゛もない
たた゛のさけた゛ったそうた゛*
ちょっとしたしゃれのつもりて゛いったらしいか゛ 私か゛ましょうし゛きにうけとっていたとしるや せんせいはまし゛めすき゛ます とわらわれてしまった*
はす゛かしいやら ついのせられてしまったこうかいやらて゛おもわす゛ことは゛につまってしまったか゛
おさけか゛にか゛てなせんせいて゛ものめるようなやさしいおさけにしたのて゛ たまにはゆっくりのんて゛やすんて゛くた゛さいね とかみるはねき゛らってくれた*
は゛らくも さけはちょうし゛ゅのくすりともいうから あなか゛ちまちか゛っちゃいないて゛しょう とわらってつけくわえてきた*
.. ..やりかたはと゛うかとおもったか゛ みなのきつ゛かいはつたわった*
私はて゛しにめく゛まれたなとあらためておもう*
ちかいうちにあけて ひさかたふ゛りのさけをゆっくりといたた゛くことにしようか* もしかすると私のきおくよりもうまくかんし゛られるかもしれないな*
月 しは゛ん 日5
つきにいちと゛のやくさ゛いしき゛ると゛のかいこ゛うにさんかした*
た゛か゛ひとつきまえにしゅっせきしたときといまけ゛んさ゛いとて゛は 私のこころのなかにあるものは おおきくかわった*
しんけ゛つのひにけついしたことは このき゛ると゛のひとひ゛とにはもちろんはなせることて゛はないし はなすつもりはない*
私はかいこ゛うのはなしのないようをちゅういふ゛かくきいていた*
き゛ると゛のきょうていやこれからのしんちょくについて 私のけいかくのしょうか゛いになりそうなもの またき゛ゃくに あみめをぬけられそうなものをひそかにおほ゛えておく*
せんけ゛つて゛たくろきやまいのはなしはこんかいもあいかわらす゛とりあけ゛られることはなかったか゛ こんと゛はき゛ゃくにむねをなて゛おろした*
と゛うせきしたかみるやほかのて゛したちにも また゛私のきもちはあかせていない*
なんとか しゅうまつまて゛にははなそう*
と゛うやってきりた゛すへ゛きかまた゛まよっているか゛ きっと私のて゛したちならは゛しょうめんからはなしをきいてくれるはす゛た゛*
そろそろし゛っかにもてか゛みか゛とと゛いたころかもしれない*
しもんからのへんし゛をまつ*
へんとうによってはけいかくをみなおすひつようか゛あるか゛きほ゛うはすてす゛におこう*
しは゛らくはもと゛かしいひか゛つつ゛くか゛しかたない* ひひ゛やれることをしよう*
月 しは゛ん 日6
しゃふ゛おっとのまつりか゛はし゛まった*
このあたりて゛はのうさき゛ょうて゛せいけいをたてているものはすくないた゛ろうか゛ いっほ゜まちのそとにて゛れは゛ そのしゅうかくにかんしゃするき゛しきか゛おこなわれているは゛しょもあることた゛ろう*
しょうかいも きょうはやすみにしてある*
まつりにさんかしないものも いちにちのやすみをそれそ゛れすこ゛すことた゛ろう*
私はというと息子にほんをよみきかせていた*
しゅうかくのいっほ゜う へ゛んか゛くにはけ゛むひて゛もあるため やすみのいちにちをつかってよみすすめていく*
いちおう 私のいえにもまた゛とおらか゛おいてある*
おさないころにはすりきれるほと゛によまされたものた゛から ほほ゛からた゛にしみついている*
おなし゛ように 息子によませなか゛ら かれのこたえをあいまにきき かいわをしなか゛らへ゜えし゛をめくる*
ほんをよむといっても これはつねにかんか゛えるか゛くもんて゛あったため 私か゛し゛ふ゛んにといかけるくせや しこうのむこうか゛わをそうそ゛うするきそは このとおらか゛つくってくれたにちか゛いない*
ひとりて゛はた゛せるこたえにはかき゛りか゛あるか゛ た゛れかとともにといすこ゛せるならは゛ さらなるたかみにたと゛りつけるかもしれないということも*
かつてわかきひに ひととのかかわりをあきらめ りかいときょうかんをとちゅうからすててしまった私か゛いまこうやってふたたひ゛て゛しやかそ゛くにかこまれているなかて゛さらにもうひとつうえにのほ゛ることか゛て゛きたのは いか゛いなてんのさいはいかもしれない*
息子にもみす゛からとい かたり そしてひとにかこまれるようなし゛んせいをおくっていてほしい*
いっしょにすこ゛しなか゛らきょうはそんなことをおもう*
月しは゛ん 日7
あんそくひ゛*
きょうは しこ゛とて゛はなく こし゛んてきなようし゛として かみるらすうにんのて゛したちを私のいえによひ゛ しょくし゛をした*
せんせいか゛いえによんて゛くれるなんて とめす゛らしいさそいにかれらはよろこんて゛やってきた*
妻か゛きのうのうちによういしておいてくれたしょくし゛をたへ゛なか゛ら たわいもないはなしをしていたか゛ しは゛らくして おもいきってほんた゛いをきりた゛した*
ここいっしゅうかんて゛かんか゛えていた せいほうへのるうとかくた゛いのけいかくのことた゛*
かみるととましゅは せんけ゛つそういうことはまた゛はやいというけつろんになりましたよね/ とめをまるくして ちょくせつしょうかいにはかかわっていないは゛らくて゛さえもきゅうなはなして゛すねとくひ゛をかしけ゛ていた*
私は て゛したちのといにこたえあく゛ねていた*
えんけ゛つもたしかにかれらににたようなことをはなしたか゛ そのときとはまったくちか゛う*
せっとくはしたいか゛ けつた゛んにいたったほんとうのりゆうをつけ゛ることをちゅうちょしていた*
あらたなやまい しのきけんにまて゛みす゛からむかうなと゛と そんなたひ゛し゛にた゛れか゛ついてくるた゛ろう*
すると さいねんちょうのた゛にえるか゛ せんせいはなにもいみか゛ないことはしない きっとなにかし゛し゛ょうか゛あるはす゛た゛から私はさんせいする といってくれた*
ほかのて゛したちもなにかかんし゛たのか わたしたちもせんせいをしんし゛たい と゛うしていまなのか ほんとうのことをいってほしいといった*
私は かれらをしんし゛てうちあけることをきめた もちろんそれをきいてきょひされることもかくこ゛していた*
た゛か゛て゛したちはいっしゅんめをみあわせたものの しは゛らくすると わかりました せ゛んりょくて゛せんせいをほさします とちからつ゛よくうなつ゛いてくれた*
このときほと゛おと゛ろいたことはない* 私のかんか゛えなと゛ちいさなわくて゛しかなかった* て゛したちは 私なと゛よりよほと゛りっは゜た゛*
.. ..かれらにふかくかんしゃした*
私をしんし゛てくれて ありか゛とう*